「FujitsuOITA 夏キッズ」

アクエリアス

2008年08月24日 17:42

「FujitsuOITA 夏キッズ」

『金ちゃんと漢字の遊び』 講師 別府大学教授 荒金大琳先生

の講演を聞きに言ってきました。

このイベントはじゃんぐる公園の管理ページにお知らせ出ていました。
小学校の生徒と保護者が対象だったのに
“高校生でもいいか?”と問い合わせてお願いして図々しくも行ってきました。

しかも、息子は行かないとかいうので独りで参加。
こんな大人他にいやしません。(汗;

でも面白かったです。

「漢字」とは甲骨文字が発祥らしく、
そのときは中国は『商』と呼ばれていてその一部が『殷』。
次の時代は周ー秦ー漢と続くから、その歴史からいったら漢字と呼ばずに
商字と呼んでもおかしくないのになぜ漢字なのか?と
小学校の生徒さんにはわかるようでわからない、
いやわたしにだってぜんぜんわからないとっても高度な問題からお話は進んでいきました。(笑)

(追加:さっき頂いた白川先生を読んだらその本にはなぜ漢字と呼ばれるようになったかをこう書いていました。

 殷王朝が、卜(うらない)に用いた亀の甲羅の腹や牛の肩甲骨などに文字を刻した甲骨文字が始まりです。その後、殷から周の時代にかけて青銅器に文字を鋳込んだ金文字があり、秦の始皇帝が統一した小篆という字形を経て、漢に時代に現在使用している漢字にほぼ近い書体が生まれました。
 そして、紀元百年ごろに後漢の許慎という人が、それまでの漢字を体系化して「設文解字」をまとめたのです。

この説明文読めば、漢字と呼ばれる歴史的背景がわかろうもんって気がするが・・・・・

しかし「設文解字」にはマチガイが多かったんだって~~~)




甲骨文字からいまの漢字になるまでのお話をいくつか文字をピックUpして教えてくれました。

その中で、母と父っていう甲骨文字を書くとこうなるそうです。

もちろん母の方の点々はおっぱいですよね。
真ん中の一本線がふにゃと曲がってるわけは脚をひざまづいてお乳を飲ましている格好なんだそうです。

父の方の三角は斧を表現しているらしく、木を切ったり、獲物をとったり、料理をしたりと
とにかく働くことを意味するのだそうです。




そして、母は「愛」を与え父は「夢」を与える存在っていうこともおっしゃってました。

(むーーーなるほど!うまいな~~~)


で、講演が終ってパソコンで漢字ゲームをして、帰りには荒金先生ご推薦
「漢字は楽しい」という本のお土産付きでした。

(今日はお昼もカレーが無料で食べられたんです。)




まだ拾い読みですが、漢字のなりたちって調べると面白いですね。

富士通さまのお陰でよい体験ができました。

尚、関係者の方がこのブログを見るようなことがありましたら、心よりお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

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